
COVID-19 E-Learning Solutions
レールダルはこの時期以降も可能な限り最善な方法でチームを支援するためeラーニング製品やリソースを各種提供しています。詳しくはこちらをご覧ください。
自信と能力が身につくまで学生が練習できるシミュレーションの実施方法を学びます。
臨床能力の向上
ひとりの教員に対して多くの学生がいるため、シミュレーションに学生の能力と自信の両方を向上させられるほど十分な時間をかけるのは難しい場合があります。ピア・ラーニングの考え方を基にしたシミュレーションは、しっかりとした教育思想に根ざす新しいアプローチです。これは、ある意味で、シミュレーションの「反転授業」と言えます。
コアな看護スキルを中心とした標準シナリオを使えば、教員に評価やテストしてもらう準備が整ったと感じるまで学生同士で練習できます。この方法により、柔軟性が高まり、シミュレーション設備の利用率が向上します。
看護におけるピア・ラーニングスキルベースシミュレーションを使えばでは、効果的なピア・ラーニング環境のを整える方方法が学べます。また10の標準シナリオが搭載されているので、すぐに使用を開始できます。
標準シナリオは、発売するそれぞれの国の厳選した看護師教育機関の協力のもと開発されました。そのためすべての標準シナリオがその国独自の手順やベストプラクティスを踏まえています。またシナリオ編集ツール SimDesigner を使えば現場に合わせた調整ができます。主な表示は、
学習目標に基づいた詳細な指導者情報。
学習者が実演可能なスキルの段階的なチェックリスト。
すべてのログを学習者と指導者双方に総合的にフィードバック
調査によると、学生の自信と成績には直接的な相関関係があり、成績が高まると卒業者数が増加します。ピア・ラーニングなら、学生は教員がいなくても安全な学習環境で自分のペースで練習できます。このピア・ラーニングは学習を強化し、定着率を高めることで、学生の参加意欲や自信を高め、最終的に卒業者数が増加するように設計されています。
シミュレータにお金をかけても遊休状態で使われないなら、その投資は失敗です。今あるリソースを最大限に活用するために、通常の授業時間以外に、SimPadに搭載されたピア・ラーニングシナリオで学生に各自の学習目標に合ったトレーニングをさせましょう。タスクトレーナとマネキンを教育目的で使用する時間を増やすと、投資対効果が向上します。
シミュレーション教育の実施資格があるスタッフの不足は、シミュレータが十分に活用されない主な理由の1つです。学生が自分の都合の良い時間にこのSimPadを使って、ピア・ラーニングシミュレーションのトレーニング(標準シナリオおよびカリキュラムに沿ったシナリオ)ができるようにすれば、新しく革新的な方法で責任を持って自分の学習を管理できるようになります。
マサチューセッツ大学ボストン校ではピア・ラーニングの導入により、学生は互いに練習して、臨床スキルに対する能力と自信を築くことができました。この機会により、必要な臨床スキルとコミュニケーションスキルの両方を習得したと確信できるまで、何度も繰り返しトレーニングを行い、初回のスキルチェックの合格率が大幅に向上しました。